『 構造計算条件書 by SE構法 』

本日、SE構法登録店勉強会に参加してきました。その中で、断熱化についての性能値の認知度は世間に広がっているのに、生命を守る為の、もっと重要な耐震性の性能値については、あやふやなままで世間一般では具体的な説明が少なく、大雑把な状況であるような話を頂きました。(言い回しは個人的な表現です)

そこで、SE構法のメーカーのNCNさんとしては、今後、『構造設計条件書』なる物を作って頂いたらしく、その内容が、素晴らしく解り易く、素晴らしいと思いました

まず、耐震等級の説明は、ただ単に国の基準最高値の等級3にすれば良いだけで無く熊本地震で被害のあった「繰り返し地震」に対しての検討。更に各部位の設計荷重。

床(家具家財の重さや住まわれる家族さんの人数など)、屋根(太陽光発電パネルや積雪に対しての具体的な検討)、外壁使用材料による地震時の揺れに対する層間変形について、台風時の風圧力についてまでも。地域やお施主様のライフスタイルに合わせた構造検討へのチョイスが可能になる画期的なサービスだと思います。

先日あった大阪地震の影響もありますが、工務店としてもっと天災に備えられる家づくりを推奨、提案をしていこうと思っている想いに対して、グッドタイミングなお話でした!それにしても担当の西野部長さん出世したな~(笑)