ぶどう型
室内を部屋ごとに間仕切った住宅は、エアコンなどで局所暖房をするため住宅内に温度差がうまれます。
これが、結露やカビの発生、またヒートショック(温度の急変で受ける身体への負担)の要因となっているのです。
このような部屋同士のつながりがスムーズではない住宅は、その形から「ぶどう型の平面」と呼ばれることがあります。
りんご型
これに対して、ひとつの大きな空間をベースとした住宅は「りんご型の平面」と呼ばれ、住宅内の温度差が少ない心地よい住宅環境が期待できます。
近年では、断熱性能の向上や省エネ製品の普及により、この「りんご型の平面」に快適さを求めることが 、比較的容易にできるようになってきました。
"空き部屋"というムダをなくし室内を広く大きく利用できるのでコンパクトにまとめた住宅の中にも豊かな暮らしのシーンが広がります。
理想の家づくりを考えるときに、まずはこの「りんご型の平面」を思い描くことから始めてみてはいかがでしょうか。