伊東市で自然素材使用の新築一戸建て住宅「伊豆エコ」
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IZUECO COLUMN

「自然素材」にこだわった住宅づくりのメリットとは

注文住宅は選択肢が広いため、「自分なりのこだわり」を追求する方が多いです。
ただ、やりたいことを詰め込み過ぎて、予算をオーバーしてしまう人も少なくありません。
予算内で満足できる家を建てられるように、家づくりではこだわるポイントを絞り込みましょう。

今回は、「自然素材」にこだわるメリットをご紹介します。

自然素材住宅とはどんな家?

自然素材の家とは、

・無垢材
・しっくい
・珪藻土

といった、いわゆる自然由来の素材を多く使っている住宅のことです。

人工的に作られた工業製品の建材は、価格も安く品質も安定している一方で、あまりエコではなく、素材によっては体調に悪影響を与えてしまう場合もあります。

その点、自然素材は質感や肌触りが優しく、体や自然に優しい素材となっています。
同じ種類の素材でも、たとえば、木材ならそれぞれ木目などが違うため、住まいに趣や愛着を求める人からも人気があります。

素材まで気にして家を建てる人は多くない

大和ハウス工業株式会社の調査によると、家を建てるときの代表的なこだわりポイントは、「間取り」「収納」「水回り」の3点でした。(※1)

また、住宅情報誌の「HOUSING」が行ったアンケート結果では、住宅づくりで重視した点のトップ3が「耐震性」「間取り」「断熱性・気密性の高さ」となっています。(※2)

これらの調査結果からわかるのは、間取りや耐震性などの構造面、または水回りなどの普段よく使う設備を気にする人は多くても、素材まで気にして家を建てる人は意外と少ないということです。

たしかに、家事動線がしっかりと考えられていない、玄関からキッチンが遠くて食料品の収納が大変だったりするような家は生活しづらいもの。

しかし、住宅としての快適さや居心地の良さを追求するなら、床や壁などの内装材にもこだわった方がコスト的にお得なのです。

何より自然素材には、

・塗料や接着剤等の使用量が少ないためシックハウス症候群などの心配も少ない
・天然の調湿作用
・肌触りの柔らかさ
・消臭機能
・意外と断熱性が高く快適
・国産材なら地域の気候に合っているため腐食しづらい

といった数多くのメリットがあります。

特に、シックハウス症候群の原因とされている塗料や接着剤に関しては、工業製品だと取り除くことができません。
子育てや両親との同居を考えているなら、人に優しい自然素材の家を選んだ方が良いでしょう。

(※1)大和ハウス工業株式会社:みんなの声が知りたい!家づくりの意識調査
https://www.daiwahouse.co.jp/column/hint/surveillance/index.html
(※2)SUUMO:2000人に大調査!「間取り」「お金」「ダンドリ」スタンダード
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_plan/h0wp10273/

自然素材を使うと、多くのメリットがある

・自然素材の家はシックハウス関連の健康面に良い

自然素材の家は、シックハウス症候群のリスクが低いとされています。

シックハウス症候群とは、人工的な塗料や接着剤といった化学物質が原因で、アレルギーに似た症状を引き起こしてしまうトラブルのことです。

塗料や接着剤は、新居が完成してから時間が経つにつれて少しずつ揮発して薄まっていきますが、時間経過を待つ以外にこれらの物質を取り除く対処法がありません。

せっかく新居を建てたのに、数ヶ月以上新居で快適に過ごせないという状況になると大変なので、一戸建てを建てるときは自然素材を使い、シックハウス症候群のリスクを下げておきましょう。

ただし、自然素材でもトラブルの原因になる塗料等を使っている場合があるため、素材選びにはこだわることをおすすめします。

・自然素材は調湿作用が高い

自然素材は調湿作用が高い素材となっています。

周囲の湿度に合わせて呼吸する木材を内装に使えば、湿度が高いときは室内の湿気を吸い込み、逆に湿度が低いときは、溜め込んだ湿気を吐き出して適度な室内環境を維持してくれます。

また、古くから日本で利用されている「塗り壁」にも調湿作用があるので、内装を天然素材で統一すると、一年を通して快適に過ごせるでしょう。

住宅の湿気は、木造建築物の劣化を早める大きな原因です。
湿気を放置するとカビが生えたり、木材が腐食してしまったりするので、自然素材を使わない場合でも湿気対策は必要不可欠。
マイホームを長持ちさせるために、使用頻度の高いリビングや寝室には調湿作用の高い自然素材を採用しましょう。

・自然素材は肌触りが柔らかく、小さなお子様にとっても安全

人工的な建材の多くは、肌触りが固く、つるつるしています。
天然の木材は、独特のぬくもりや柔らかさ、肌触りの良さを楽しめる自然素材です。
内装に無垢材や塗り壁を使うと、金属やコンクリートの内装材に特有の視覚的な圧迫感を覚えることなく過ごせます。

椅子に座って生活するよりも床に腰を下ろして寛ぎたいご家庭にとっては、質感の優しい自然素材の方が快適です。
また、幼いお子さんがいて家中を走り回るご家庭だと、転んだりよろけたりしたときに大きな怪我をしづらいというメリットもあります。

・自然素材は素材によっては消臭機能があるものも

もともとの素材が消臭機能を持っているのも、自然素材ならではの強みです。

珪藻土や漆喰(しっくい)、伊豆エコでも利用している高千穂シラスなどの自然素材には、タバコやペットの臭い、生活臭などを吸着する消臭機能もあります。

現代的な住宅は、高断熱高密なものが多く、非常に気密性が高いです。
気密性が高いということは、換気をしない限り空気の入れ換えがほとんどないということなので、生活臭がこもりやすいという弱点を持っています。

換気システムを使っても、生活臭はいつの間にか内装や家具等に染み付いてしまうので、消臭機能のある自然素材で気になる臭いを軽減しましょう。

・自然素材は外の気温の影響を受けづらく快適

木材は他の素材と比較しても熱伝導率が低く、夏は涼しく冬は温かい家の実現が可能です。
外気温をシャットアウトしてくれるため、高品質な木材を使えば夏冬のエアコン使用量を減らすことにもつながります。

特に自然素材が良さを発揮するのは、雨の多い梅雨です。
湿度が高くジメジメした季節は不快感が高く過ごしづらいものですが、自然素材の家なら外気温の影響を抑えつつ、余計な湿度も吸ってくれるため快適に過ごすことができます。

・国産の自然素材には外材にないメリットがある

住宅づくりで自然素材にこだわる場合、おすすめしたいのが「国産」の「地域材」を使うこと。

湿度が高く四季の変動が激しい国産の木材は、外国産の木材に比べて年輪が詰まっているものが多く、乾燥による変形が少ないとされています。
また、近隣の地域で育った木材なら、その土地の気候に合っているため腐食にも強いのです。

国産の自然素材は外材に比べて品質管理の面でも信頼を置けますし、地域材なら輸送距離も短く使う燃料が少ないのでエコです。

地域の林業を応援するという意味でも、国産の地域材をおすすめします。

自然素材にはデメリットもあるが、それも含めて「味」となる

自然素材のデメリットは、ビニールのクロスやコンクリートなどの建材よりも傷つきやすいことです。
汚れがついても、洗剤等で洗うことができません。

ただ、傷のつきやすさや経年劣化による見た目の変化を「自然素材ならではの味」と捉えられる方には問題になりません。

また、自然素材の家は壊れた部分の交換や補修、リフォームなども簡単です。
適切な手入れをすれば長持ちするので、使い勝手や家の耐久性で悩んでいる人にもおすすめです。

まとめ

住まいとしての過ごしやすさを追求するなら、住宅に使う自然素材にこだわってみてはいかがでしょうか?

国産の自然素材を利用した家づくりをご検討の際は、ぜひ伊豆エコまでご相談ください。

伊豆の健康住宅で心地いい暮らしを。お気軽にお問い合わせ下さい。

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