伊東市で自然素材使用の新築一戸建て住宅「伊豆エコ」
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IZUECO COLUMN

パッシブデザインの魅力!住宅にも住人にも優しい「通風」にこだわる家

伊豆エコの家でも採用している「パッシブデザイン」は、太陽光や風などの自然エネルギーを使って、快適な生活を実現する住まいの工夫です。

パッシブデザインのメリットは、居心地の良さだけではありません。
たとえば「通風」。間取りや窓の位置・大きさなどを工夫して風通しの良い室内空間をつくることで、冷暖房費の節約や、環境にやさしい住まいを実現できることもパッシブデザインのメリットです。

また、そこに住む人の健康に配慮していることもメリットの一つ。
風通しの悪い家は湿気をため込みやすくなります。湿気の高いじめじめとした空間は不快に感じさせるだけでなく、カビが繁殖しやすくなり、住んでいる人の健康を損ねたり、構造部を朽腐させ建物の寿命を縮めたりと、人や建物の状態に大きな影響を与えることもあります。

こうした問題点を解決する家づくりも、パッシブデザインの特徴。
パッシブデザインは、通風にこだわって住宅を長持ちさせる「湿気対策」でもあるのです。

今回は、住宅の寿命を左右する湿気と通風の関係や、通風にこだわったパッシブデザインの魅力をご紹介します。

自然素材を使った健康住宅。何もしないと「湿気」に弱い

・家の中がじめじめしていると内装や基礎が劣化する

湿気は、住宅を劣化させる大きな原因の一つです。
家の中がじめじめしていると、湿気から結露が生まれ、カビが生えて木材を腐らせてしまいます。

特に怖いのが、目には見えない壁の中や基礎といった住宅内部の腐食。
どれだけ高品質な自然素材を使っていても、家を支える木材が腐ってしまえば住宅は長持ちしないのです。

・過剰な湿気はシロアリ被害を招くことも

湿気の問題点として、忘れてはならないのがシロアリ被害。

シロアリは、日本全国で活動し、餌や巣作りに向いた環境を見つけると家の地下やちょっとした隙間から住宅内に侵入して木材を食い荒らす害虫です。

そんなシロアリは腐った木材を好んで食べるため、過剰な湿気を放置していると、気付かない間に基礎や壁の内側をスカスカにされてしまいます。

・通風にこだわると家は長持ちする

湿気や結露による被害を防ぐもっとも効果的な方法は、換気です。

湿気や結露、結露によるカビの繁殖は、風通しが悪く空気のよどみやすい場所に発生します。
逆にいえば、通風さえ確保されていれば湿気・結露・カビによる被害の大部分を防ぐことができるのです。

ただ、換気をするために毎日家中の扉を開け放つというのは現実的ではありません。
冬場はあまり窓を開けたくないでしょうし、防犯の点からも良いとはいえないでしょう。それに、基礎部分にも換気は必要です。

だからこそ、家を建てるときは、意識しなくても室内を換気できる通風にこだわった住宅を選ぶ必要があります。

通風にこだわる家は人にもメリットが

通風の良い家は、そこに住む人にも快適で健康的に過ごせるといったメリットがあります。

・気持ち良く快適に過ごせる家になる

風通しが良い家は、何よりも快適に過ごせるのが一番のメリットでしょう。
春は新緑のさわやかな風が吹き込み、秋も気持ち良いそよ風が室内環境を快適にしてくれます。さわやかな風や涼しい風が室内に吹き込むだけでも、心地良く感じることでしょう。

とりわけ夏の朝晩は、自然風が冷房の代わりになってエアコン要らずの暮らしも期待できそうです。

また冬は、インフルエンザなどの病気を予防するうえでも、こまめな換気が必要といわれます。冷たい風が吹き込むので、窓を長時間開放したくない時期でも、パッシブデザインの家なら通風が良く短時間で換気を済ませられる点も、メリットの一つでしょう。

・カビのもたらす悪影響をなくせる

通風が悪く湿気の多い家は、カビが繁殖しやすくなります。
そのカビの胞子が、空調の風によって室内に充満すると、人の体に入り込みアレルギーなどの病気をもたらす場合があります。特に、免疫力の低い赤ちゃんや小さなお子さん、ご高齢の方には室内のカビによって重い病気をもたらすリスクもあるのです。

通風の良い家だと、湿気がたまりにくく適度な湿度を保てますから、病期の根源となるカビの繁殖を抑えられます。アレルギーなどの病気になる心配も少なくなりますし、子どもから高齢者まで健康的に過ごせる空間をつくりやすくなるのです。

・通風の良い家は電気代の節約にもつながる

心地良い自然風を生かしたパッシブデザインの家で暮らせば、エアコンなどの空調を使う機会が少なくなります。電気代も抑えられ、省エネで環境にも良いといったメリットもあります。

冷房の効いた空間で長時間過ごすと、風邪をひくなど体調を崩す場合もあります。
自然風が吹き込むパッシブデザインの家なら、室内が冷め過ぎることもないので、体調不良になるリスクも抑えられるでしょう。

パッシブデザインが快適な通風を実現できる理由

・りんご型平面を採用しているため通風が遮られない

パッシブデザインの間取りは、部屋をたくさん作って壁や廊下で区切る「ぶどう型平面」ではなく、ひとつの大空間を共有する「りんご型平面」であることが特徴の一つです。

ぶどう型平面の家と違って、大空間の通風を確保するだけで家全体を換気できます。

また、家全体の室温を一定に維持する構造なので、部屋ごとの温度差で結露が発生する心配もありません。

・風向きに合わせたウィンドキャッチャーで効率的な換気を手助け

伊豆エコのパッシブデザインでは、地域や季節ごとに異なる風向きを分析して、効率良く自然風を家の中へ呼び込めるように「ウィンドキャッチャー」を設置しています。

ウィンドキャッチャーとは、文字通り 「風をつかまえる」ための工夫です。風は、壁や窓などにぶつかっても、前に進むという性質があります。この性質を利用して、風向きにあわせてすべり出しの窓を開口したり、袖壁を設けたりすることで、窓や壁にぶつかった風を部屋の中に取り込めるよう設計しています。

このように、一般的な住宅と違い、自然のエネルギーを効率良く利用して換気できるのが、パッシブデザインの強みです。生活しているだけで、ある程度、換気することができます。

・位置や大きさまで考慮した窓の設計で住宅内の通風をデザイン

最適な通風を実現するため、住宅内にある窓の位置や大きさまでこだわって通風をデザインしているのがパッシブデザインの特徴です。

さらに伊豆エコでは、ただ単に風が良く吹く方向に合わせて窓を設置したり、りんご型平面で広い空間を確保したりするだけでなく、吹き抜けや高窓を使って上下の通風も確保しています。

湿気を含んだ温かい空気が天井付近に溜まることを考えて、より効率的に換気できるよう工夫しているのです。

まとめ

パッシブデザインを採用した家で通風を考える際には、「卓越風向」「立体通風」「高窓」「ウィンドキャッチャー」という4つのキーワードが重要とされます。

その土地の風向きを考慮して風通しの良い間取りの設計はもちろん、自然風を取り込むために、デザイン面も含めさまざまな工夫を凝らして家づくりをしているのが、パッシブデザインの家です。

そして、パッシブデザインは「住まいの健康」「住む人の健康」にも貢献し、末永く安心して暮らせる日々をサポートしてくれます。

自然素材を使った健康住宅を長持ちさせるために、通風にこだわった家を選びましょう。
風通しに配慮した長寿命の住宅について詳しく聞きたい方は、ぜひ一度伊豆エコまでお問い合わせください。

伊豆の健康住宅で心地いい暮らしを。お気軽にお問い合わせ下さい。

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