木の地産地消
富士山の麓に広がる緑豊かなヒノキの森。ここでは、森に暮らす生態系を守りながら、 質の良い住宅建材を継続して産出できる、国際基準に準じた理想的な森林経営が行なわれています。
森林経営の7つの基準
- 自らの方針や計画に沿って、森林がしっかり管理されていること。
- 森林に暮らす多様な生物種を保全していくこと。
- 土砂の流出防止と清浄な水資源の供給のため、土壌および水資源を維持・保全していくこと。
- 「植林→育林→伐採→植林」という循環サイクルを保ち、病害虫や山火事などには常に対策を考えておくこと。
- 国内法はもとより、国際的な条約や法規制を守り、地域の伝統や文化を尊重していくこと。
- 自然環境を守るための人員育成に取り組み、また信頼される環境貢献ブランドとして提供していくこと。
- 森林の管理状況をモニタリングし情報を公開すること。
このような基準のもとで精製された富士山檜輝<ふじさんひのき>は、私たちの暮らしと豊かな自然とをつなぐエコな木材として流通されています。
富士山檜輝の特徴
清涼温暖な気候と火山灰土壌によって生まれた富士山檜輝は、密に詰んだ年輪幅を有し、住まいの材として高い強度と美しさを発揮します。豊かな香りや滑らかな質感も檜材ならではの魅力です。
富士山檜輝が有する認証制度
SGEC 認証
一般社団法人 緑の循環認証会議による認証制度で、森林と消費者とを結び、資源が循環する豊かな地域社会の実現を目指す制度です。
しずおか優良木材
地域材である静岡県産の木材を広く使用していくための品質規格基準として、品質・寸法・乾燥・強度の4 種目に適合した木材に与えられる認証制度です。静岡県独自の補助金制度があります。
木こりツアー
一般の方に森林への関心を深めてもらうために、富士山檜輝の森を運営する富士山木造住宅協会森林認証材委員会では、植林体験や伐採・製材の様子が見学できる木こりツアーを定期的に開催しています。