ヤング係数で見るしずおかの杉、桧の強さ
しずおかで育った杉、桧。静岡で家をつくるならぜひ採り入れたい地域材。森林での育成に始まる資源管理から伐採、製材、商品化までのトータルな品質管理下のもとで一定の基準をクリアした「しずおか優良木材」がなぜ住宅の建築に向いているのか。こんなデータがあるのはご存知ですか?
ヤング係数とは?
ヤング係数とは物質の「硬さ」を表す値の1つで、外から力が加わった時の「変形しにくさ」を数値化したものです。
桧(ヒノキ)
心材は淡紅色で、辺材は白い木材です。特有の芳香と光沢があります。心材は腐れに対して抵抗性が高く、水や湿気にもよく耐えます。加工性も高く、建築材として広く使われます。
静岡の檜は測定結果で約95%がE90以上に相当
杉(スギ)
心材は赤色~赤褐色で、辺材は白色ではっきりと違っています。適度に軽軟で加工性に優れています。建築材のほか、建具材、家具材などとしても使用されています。
静岡の檜は測定結果で約95%がE70以上に相当
このように、しずおかで育成されたスギ、ヒノキ、なかでも「しずおか優良木材」として認定された木材は広く住宅に向いた建材として使用されています。
また、静岡にお住まいで「しずおか優良木材」を一定量使用した住宅を建築する場合には補助金を受けることができる制度もございます。「しずおか木の家推進事業」についてはこちらをご覧ください。
参考資料:「しずおかの木をつかう」パンフレット(静岡県林業振興課)