藤枝市にある青葉ひよこ保育園の見学をさせて頂きました。
地域の木材をふんだんに使った保育施設です。
単純に見た目に木材を沢山使っているだけだけでは無く、幼児さんへの気配りや
幼児さんが触れる木材の素材選定、園長様の教育への拘り、建築時の苦労や
工夫など、とても有意義なお話を聞くことが出来ました。出席者も、
建築設計ばかりで無く保育関係者様もたくさんおいでになられている中で
大学の保育学部の講師さんの話も、建築のみで無く子育て、教育の現代の
有様など、やはり工務店として、ただ建てればいい訳で無く造る意味や意義、
造る建物が成す意味なども、奥の深いコンセプトが、良い物を時代に残す行為に
繋がると言うことを改めて感じることが出来ました。一番驚いたのは
保育施設ですが、気をつけるポイントとして、音環境だそうです。幼児さんの
騒ぐ声が遠慮を知らないので、吸音板などの工夫を怠ると、難聴の原因になったり
もするそうです。建物が未来の子供さん達に与える影響もある。と言うのは、
造る側としてもとても責任重大だと思いますし、とても喜ばしい事だと本日も
良い学びを得ることが出来ました!